人形への感謝を込めて営まれた供養(京都市左京区・法乗院)

人形への感謝を込めて営まれた供養(京都市左京区・法乗院)

 役目を終えた人形に感謝する人形供要が16日、京都市左京区の法乗院で営まれた。新型コロナウイルス感染症対策のため、持ち主の参列はなく、僧侶が静かに手を合わせた。

 2012年から毎年5月と10月の年2回実施している。今回は60年前の抱き人形やひな人形など55体が、京都市内の家庭や児童館から寄せられた。

 人形をきれいに飾り付けた本堂で、岡田翔廣住職(73)が読経した。岡田住職は「持ち主が来られないのは残念だが、大切にされてきた人形たちの物語を聞き、ありがとうと声を掛けた」と話した。写真や遺品も一緒に供養した。