保津川の清掃活動で集めたごみを分類する参加者たち(亀岡市保津町)

保津川の清掃活動で集めたごみを分類する参加者たち(亀岡市保津町)

 京都府亀岡市のNPO法人プロジェクト保津川が大型連休に行った保津川周辺の清掃活動で、市が1月から条例で提供を禁止したレジ袋のごみが大幅に減少したことが分かった。一方でペットボトルの回収量は前回の調査時より増えており、同法人は「次に減らすべきターゲット」としている。

 清掃活動は、4~5月の連休中に地域を悩ませる河川敷のバーベキューごみをなくそうと2008年に始めた。バーベキューこんろなどのごみは近年、減少傾向にあるが、最近は川の環境問題に取り組む「全国川ごみネットワーク」(東京都江戸川区)の調査にも活動の一環で協力。「飲料ペットボトル」「レジ袋」「カップ型飲料容器」に絞り、期間中に保津川沿いで回収したごみを集計している。

 清掃は連日朝に実施。今年は9日間で家族連れや中学生ら市民延べ約160人が参加した。

 集計したところレジ袋のごみは、市内の大半の小売店で無料配布されていた19年は405枚だったが、1月から条例で全店にレジ袋の提供を禁じた今年は56枚に減少した。上流から流れてきたとみられる古くてちぎれた袋や、バーベキュー客が中にごみを入れたまま放置した袋が目立ったという。

 一方、19年は180本だったペットボトルは282本に増えていた。原田禎夫代表(46)は「レジ袋が減ったことはうれしい驚きで、貴重なデータだ。ペットボトルごみを根本から減らすため、マイボトルがもっと身近で当たり前の存在になれば」と話した。