京都府が独自の大規模接種会場を設けるサンガスタジアム京セラ

京都府が独自の大規模接種会場を設けるサンガスタジアム京セラ

 新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種を巡り、京都府の西脇隆俊知事は18日、府独自の大規模接種会場を府立京都スタジアム(サンガスタジアム京セラ、亀岡市)と府立けいはんなホール(精華町)の2カ所に設けると発表した。6月中旬に設置するが、接種の開始時期は未定という。

 使用するワクチンは厚生労働省に承認申請が出ている米モデルナ製となる見込みで、府は両会場合わせて1日最大2400人の接種を想定する。米ファイザー製を使う市町村の接種とワクチンが異なるため、予約が重複しないように情報共有を図るとした。

 7月中に高齢者の接種完了を目指す政府は、都道府県に大規模接種会場の設置を積極的に検討するよう要請している。西脇知事は「ファイザー製だけではなく、モデルナ製もあれば全体のワクチン供給量が増えて接種が進む。府が直接乗り出すことで、市町村への支援にもなる」と述べた。

 また、西脇知事はワクチン接種を担う医療従事者の確保が課題となっている市町村に6月中旬以降、医師や看護師で構成するチームを派遣すると明らかにした。現時点では綾部市と精華町、京丹波町と調整が進んでおり、市町村の要望を受けて支援先を順次拡大するという。

 政府が大阪府立国際会議場(大阪市北区)に開設する大規模接種センターを巡り、京都府は接種を希望する人向けに無料の送迎バスの拠点を府内6カ所に設けることも決めた。具体的な場所は検討中で、京都府民を対象とする接種予約が始まる今月31日に合わせ、バス利用を受け付けるコールセンターを開設するという。