コマツナなど亀岡で採れた有機野菜を使った給食を食べる園児(亀岡市東本梅町・森の自然こども園東本梅)

コマツナなど亀岡で採れた有機野菜を使った給食を食べる園児(亀岡市東本梅町・森の自然こども園東本梅)

 京都府亀岡市でとれた有機野菜を使った給食の提供が、亀岡市立のこども園と保育所計3園で始まった。子どもたちは「甘くておいしい」と野菜を頬張り、見守った有機農家は「プロジェクトを通じて顔の見える関係ができたら」と期待を込めた。

 化学的な農薬や肥料を使用しない有機農業を広めるための新しい取り組み。有機JAS(日本農林規格)認証を受けた市内の個人や法人5団体でつくる「かめまる有機給食協議会」が協力し、屋外での自然保育を進める森の自然こども園東本梅(東本梅町)、本梅こども園(本梅町)、別院保育所(東別院町)の3園に有機野菜を納品する。

 初回の18日は、朝から農家がコマツナとエンドウ豆を配達し、各園で調理された。森の自然こども園東本梅では、3~5歳児の16人が「環境に優しい作り方をしたお野菜で、食べたみんなもニコニコの顔になります」と説明を受けた後、給食をぺろりと平らげた。

 見学した入木啓至代表(41)=曽我部町=は「有機農家の戸数は少なく、決まった量の野菜を出す難しさもあるが、農家の顔が見えることで園や保護者の安心につながる」と話した。市保育課によると、今後月1回の給食に有機野菜を取り入れるほか、園内で子どもたちと農家が有機野菜を栽培する計画がある。