出荷に向け、箱詰めされる万願寺甘とう(京都府舞鶴市下福井・JA京都にのくに検品場)

出荷に向け、箱詰めされる万願寺甘とう(京都府舞鶴市下福井・JA京都にのくに検品場)

 京都府舞鶴市が発祥とされる伝統野菜「万願寺甘とう」の初出荷が19日、同市下福井のJA京都にのくに検品場であった。緑色に輝く大きな万願寺甘とうを、作業員らが丁寧に箱詰めした。

 万願寺甘とうは、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されている京のブランド産品。トウガラシだが辛くなく、肉厚で種が少ないのが特徴。舞鶴、綾部、福知山の3市で生産しており、昨年度の販売額は過去最高の4億円を達成した。本年度は11月末までに600トンを出荷し、販売額4億5千万円を目指す。

 検品場では10~23センチに育った万願寺甘とうが運びこまれ、作業員らが傷や形をチェックし、袋や箱に詰めた。

 JA京都にのくに万願寺甘とう部会協議会の添田潤会長(43)は「万願寺甘とうは『緑のしあわせ』とも呼ばれる野菜。素焼きや揚げびたしにして香りや甘みを感じてほしい」と話した。