19日、マラウイの首都リロングウェでワクチンを焼却炉に投げ込むチポンダ保健相(AP=共同)

 19日、マラウイの首都リロングウェでワクチンを焼却炉に投げ込むチポンダ保健相(AP=共同)

 【ナイロビ共同】アフリカ南部マラウイの政府は19日、アフリカ連合(AU)などを通じて入手した英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン1万9610回分を、使用期限が切れたとして廃棄した。ロイター通信が伝えた。

 廃棄したのは3月26日に届いた約10万回分の一部。18日後の4月13日が使用期限で、打ち終わらなかったという。

 AUの公衆衛生対策を担うアフリカ疾病対策センターは「7月13日までならば使用可能」との見解を示して再考を求めていたが、マラウイ政府は「期限切れのワクチンを市民に打つことはできない」として廃棄を強行した。