植木鉢に見立てた容器に入れた「チキン南蛮」を無料で提供する(京都府向日市上植野町・ふうせんかずら)

植木鉢に見立てた容器に入れた「チキン南蛮」を無料で提供する(京都府向日市上植野町・ふうせんかずら)

持ってきてもらった折り紙のチューリップは、その場で土台に植えてもらう

持ってきてもらった折り紙のチューリップは、その場で土台に植えてもらう

 新型コロナウイルス禍での助け合いの輪を広げようと、京都府向日市上植野町の飲食店「ふうせんかずら」が、「チキン南蛮」を22、29日で200食用意し、チューリップの折り紙を持って来店した人に無料で提供する。府の時短営業協力金を使った企画で「つらい状況なのは仕入れ先も同じ。少しでも力になれたら」と思いを込める。

 店主の下村英(すぐる)さん(36)は、緊急事態宣言に伴う時短営業の要請を受け、夜の営業を午後8時までにした。3月に要請が解除されて以降も時短営業を続けてきた。

 夜の営業ができない分、仕入れる食材は減らさざる得ない。店を始めて11年目。開店当初から付き合いが続いている仕入れ先もある。鶏肉は1週間に約20キロ仕入れていたのを半分の10キロまで減らしたこともあった。

 下村さんは「飲食店への給付金や補助にはいろんな意見がある。それぞれやり方で自分にできることをしたい。少しでもみんなが笑顔になれる日にできたら」とほほ笑んだ。