新型コロナウイルスワクチンの集団接種を予約するためコールセンターへの電話を試みる高齢女性(20日午前8時半、京都市北区)

新型コロナウイルスワクチンの集団接種を予約するためコールセンターへの電話を試みる高齢女性(20日午前8時半、京都市北区)

 京都市で20日、高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種の予約が始まった。今回の予約枠は約1万4千人分で、インターネットの専用サイトで受け付ける約7千人分は午前8時半の開始から25分で定員に達した。電話での予約は正午現在も受け付け中だが、回線が混み合ってつながりにくくなっている。

 市は在宅の高齢者約39万人のうち、約3万2千人が集団接種を受けると想定。接種会場は公共施設や商業施設など16カ所に設け、土・日曜日を中心に各会場で1日当たり30~360人の接種を見込んでいる。

 この日は予約の受け付け開始と同時に専用サイトへのアクセスや市コールセンターへの電話が殺到。市によると、緊急通報に影響を与えないため、NTT西日本が電話発信を制限したという。

 山科区の飲食店経営の女性(78)は予約開始から約10分後、専用サイトで予約できた。「良かった。ほんまにほっとした」と笑みをこぼした。一方、北区の女性(80)は夫(83)と2人分の予約を取るため午前8時半から市コールセンターに約45分間、電話をかけ続けたがつながらず諦めた。「周りでは自分たちより若い人でも予約が取れている。本当にワクチンは打てるのだろうか」と落胆した。

 次回の集団接種予約の受け付けは当初6月10日からを予定していたが、5月末に前倒しするという。