タブレットによる多言語通訳などを提供する「ひこね外国人相談センター」(彦根市役所)

タブレットによる多言語通訳などを提供する「ひこね外国人相談センター」(彦根市役所)

 滋賀県彦根市は、外国人住民の各種手続きや相談を通訳で行う「ひこね外国人相談センター」を市役所の人権政策課内に開設した。通訳者のほか、タブレットを使った多言語通訳サービスを提供する。

 センターでは、ポルトガル語、英語、中国語の通訳者(中国語は火・金曜のみ)を置き、機械翻訳機「ポケトーク」で82言語に対応する。

 また、民間業者に通訳を委託した多言語サービス「コトバル」を導入。タブレットを介してオペレーターが13言語で通訳するほか、人工知能(AI)で30言語を訳す。ポケトークに比べて行政用語に強いという。

 市内ではベトナム人などの技能実習生が増え、外国人人口は10年前より3割増の約2700人に上る。担当者は「これまで対応できていなかった言語の通訳が充実したため、より手厚くサポートできる」と話す。8月から中央町の仮庁舎にもセンターを設ける。人権政策課0749(30)6113。