綿密に進めてきた計画は、泡と消えた。
 宮津市の日本三景・天橋立は、25日から始まる京都府の聖火リレーのコースになっていた。松並木が続く2・6キロを13人が200メートルずつ走るはずだった。一帯は火気厳禁だが、特別に許可を取得。春の大型連休の前後には、走者がトーチを掲げた高さを想定し、地表から2・5メートル付近まで垂れ下がった松の枝がないか最終点検し、雑草を刈って防火対策を徹底した。海上保安庁や警察も船で海から警備に当たるなど、市街地とは違った調整にも苦心してきたといい、市の担当者は「準備に丸2年かけ、いよいよという段階だっただけに…」