京都市役所

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 京都市教育委員会が、小中学校など市立学校で本年度はプール授業を実施する方針であることが21日分かった。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したが、今年は感染対策をすれば実施できると判断した。ただ、31日が期限の緊急事態宣言の延長論も出ており、「不確定要素があり対応を検討中」としている。

 各校にはプール授業の実施方針を4月末に通知した。通知では、授業の参加人数はなるべく少なくする▽プール内外で児童生徒の間隔は2メートル空ける▽更衣室は分散させる▽着替え時に不必要な会話はしない-といった感染防止策を行うよう求めた。また参加人数を制限することでプールの授業時間数が例年より減っても容認するとした。

 昨年度は4、5月の一斉休校の影響で健康診断ができず、更衣室などの感染対策も十分検討できなかったため中止にしたが、本年度は健康状態の把握に努めており、スポーツ庁もプールでの具体的な感染対策を示したことから実施を決めた。

 一方、夏休み中のプール開放に関しては、主催者が地域団体やPTAなどさまざまで感染対策を徹底するのが難しいため、昨年度に引き続き中止を決めた。

 本年度のプール授業に関しては、府内では「保護者の理解が得られない」などとして既に中止を決めた市町が複数あり、対応が分かれている。