滋賀県庁

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 滋賀県内で27、28日に予定される東京五輪の聖火リレーについて、県実行委員会は21日、出発・到着式の一般観覧を中止・半減させ、イベントの大半を取りやめると発表した。リレーは予定通り公道で実施するが、当日までに県内が新型コロナウイルスの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象にならないことを条件とした。

 直近の感染状況を踏まえ、開催内容を見直した。リレーについては、沿道での観覧に代えてインターネット中継などを視聴するよう呼び掛け、1日目の第1区間(高島市)は区間全体に観客が入れないようにする。同市での出発式も無観客とする。

 1日目の到着式(大津市)、2日目の出発式(甲賀市)と到着式(長浜市)は各100~200人の観覧者を入れるが、到着式の観覧者は両日とも当初予定の半分にする。いずれの式典も児童生徒の合唱や吹奏楽、地元住民による伝統芸能など、県実行委が企画した実演イベントは全て中止。市町が発着点などで企画した太鼓演奏などの歓迎イベントのほとんども中止される。

 実行委の会長を務める三日月大造知事は「感染拡大に伴う県民の不安にしっかり対応しなければならない一方、全ての市町で聖火リレーをつなぎたい」と話し、リレーと密集対策の両立の難しさをにじませた。