「一日一パン」では、GW特別企画として読者のみなさんの好きなパンなどについてアンケートを実施しました。結果について2回にわたって紹介します。

メロンパン<アカネBAKERY (ベーカリー)>

 メロンパンといえば「丸型」?「ラグビーボール型」? この質問には、8割近くの人が「丸型」と答えました。しかし、京都市内の人では「ラグビーボール型」の答えも比較的多くありました。

「うり坊型で、中は白あん」(京都市上京区、50代、女性、会社員)

「白あんでまわりはカステラのようなふわふわ!子どものころから!他の地域でのメロンパンとは、違ってます。それはそれで美味しいのですが!」(京都市伏見区、60代、女性、無職)

京風メロン<山一パン総本店>

 ラグビーボール型で、中に白あんが入っているものが好きだという声がいくつかありました。これは京都ならではのものなのでしょうか。この点について、一日一パンの筆者、田村泰雅さんはこのように見ています。

 京都以外に、兵庫などにも白あん入り楕(だ)円形のメロンパンはあるようです。

 「京風メロン」の取材の際、山一パン総本店取締役の福田隆さんから聞いた話によると「パンは外来のものなので、神戸の港から伝わって、新しいものを取り入れるのに積極的な京都人の気質から、京都に根付き出したというところですね」とのこと。 福田さんの話をもとにすると、神戸の白あん入り楕円形メロンパンが、京都の方へやってきた可能性は高い。

 また、「メロンパン」の取材時に、ササキパン本店4代目の佐々木浩二さんは「京都のメロンパンは、もともとラグビーボール状の形の中に白あんが入っているものが主流だったようです。パン組合が共同開発して、(白あん入りのメロンパンを)『京都のメロンパンでいきましょう』ということになったと聞いています」と話していました。 白あん入り楕円形メロンパンの普及の背景には、京都パン組合の政策があったといいます。

 二つの話から、白あん入り楕円形メロンパンは神戸の方からやってきて、京都パン組合の政策により、街中に普及していったということが考えられます。 ただ京都パン組合が独自に開発したパンなのか、神戸の方から伝わってきたパンなのかは定かではありません。 他府県にも存在するので、「京都ならでは」と言い切れませんが、昭和30年ごろに誕生して、一時期は主流だったメロンパンということは事実だと思います。

 また、メロンパンだけに、表面の生地や食感にこだわりのあるコメントもたくさんありました。 

お豆腐メロンパン<チェルキオ>

「上は、クッキー生地というのかサクサクで甘くておいしい!」(京都市右京区、40代、女性、主婦)

「上の部分のパリパリ度と香りで美味しさが決まります!」(向日市、40代、女性、主婦)

「外がサクサクのクッキー生地、中がふんわり食感」(京都市、40代、女性、看護師)

「必ず網目柄になっている。チョコチップやザラメなどトッピングしてあるものが美味しい。中にクリームなど何か入っているものが最高に美味しい。ベースは定番のバター味」(京都市上京区、40代、男性、自営業)

「外見はメロンを彷彿とさせる網目が美しく、かじると『あっ...』という意表をつく驚きのあるものが好きです」(滋賀県、50代、女性、パート)

「表面はザクっと、底はガリっと、中はフワっと!メロンパンは食感を楽しみたいパンです」(滋賀県栗東市、20代、女性、兼業主婦)

メロンパン<ササキパン本店>

 一方で、こんなこだわりのコメントも。

「『フチ』最強!」(京都市左京区、40代、女性、幼稚園教諭)

「中にメロンクリームが入っているとちょっと高級メロンパンのイメージです」(京都市伏見区、40代、女性、会社員)

 それぞれのメロンパン愛が伝わってきますね。表面から中身までさまざまな楽しみ方があるようです。

サンライズ<樋口金松堂>

 「あなたの好きなパンは何ですか」の質問では、「クロワッサン」との回答が最も多くありましたが、その他のパンを挙げる人も多く、回答はばらけました。コメントも人それぞれで、それぞれの「パン愛」が伝わってきます。

クロワッサン リンツァー<LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE 京都店(リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー)>

「デニッシュ系の甘いパンが大好き」(京都市左京区、40代、女性、主婦)

「揚げたてのカリカリ、生地は甘いカレーパン」(滋賀県、40代、女、会社員)

「初めて行く店の場合は、まずクロワッサンを食べてみます。おいしい店がわかります」(京都市上京区、50代、女性、会社員)

「ハード系で胡桃と無花果が入ってたら絶対買います」(京都市北区、50代、女性、無職)

「具が溢れそうなくらい入ったサンドイッチが好き」(京都市左京区、40代、女性、幼稚園教諭)

「昔はなかったあんバターが最近のお気に入りです」(京都市中京区、70代、男性、無職)

塩あんバターフランス<Pain De Qui (パン ド キ)>

 みなさんの「パン愛」に答えられるよう、「一日一パン」では、これからも京都・滋賀のおいしいパンを紹介していきたいと思います。

 ☆「一日一パン」は、京都市を中心に、京都や滋賀のパン店をめぐり、毎日ひとつのパンを取り上げ、写真と記事で魅力を紹介する、「ライトプラン」以上の有料会員向け記事です。5月23日〜29日に公開される記事は、特別企画として無料でお読みいただけます。