生活保護費の基準額引き下げに反対する市民団体の設立集会(京都市中京区・ハートピア京都)

生活保護費の基準額引き下げに反対する市民団体の設立集会(京都市中京区・ハートピア京都)

 2013~15年に行われた生活保護費の基準額の引き下げに反対する市民団体「生存権を求める京都デモ2021 実行委員会」の設立集会が22日、京都市中京区のハートピア京都で開かれた。困窮者の住まいを支援する「つくろい東京ファンド」(東京)代表理事の稲葉剛さんらが講演した。

 稲葉さんは、新型コロナウイルスの感染拡大で生活保護の申請が増えた一方、自治体側が窓口で受け付けを認めないなどの「水際作戦」が頻発していると危惧した。

 弁護士の尾藤廣喜さんは、保護費引き下げの問題点を指摘し、各地で相次いでいる引き下げ反対訴訟の現状について報告した。会場には約30人が集まり、オンラインでも配信した。

 集会は「生活保護改悪に反対する人々の会」(南区)が中心となって開催。今後は、実行委として有志の市民らとともに生活保護費の引き下げ反対をアピールする運動を市内で行う。