京都市内の伝統的な街並みを形作る建築様式の一つに「トンネル路地」がある。町家の1階部分を路地が通っているのが特徴で、その歴史は江戸時代にさかのぼるといわれる。一方で、路地と建物の所有者がそれぞれ違う物件で保全の在り方を巡る問題も起きている。町家保全に取り組む関係者は、景観と権利のバランスを取る方策を考えないと、トンネル路地が失われかねないと危惧する。