さわやかな日差しを浴び、梅の実を収穫する巫女(25日午前10時13分、京都市上京区・北野天満宮)

さわやかな日差しを浴び、梅の実を収穫する巫女(25日午前10時13分、京都市上京区・北野天満宮)

 京都市上京区の北野天満宮で25日、新年の縁起物「大福(おおふく)梅」に使われる梅の実の採取が始まった。梅雨の晴れ間が広がる中、巫女(みこ)たちが青々とした実を丁寧に摘み取っていった。

 梅の名所で知られる同宮の境内には約1500本の梅の木があり、1週間ほどかけて例年2トン程度の実を集める。塩漬けにして干した大福梅は年末に授与され、元日にさゆなどへ入れて飲むことで疫病退散や厄よけに御利益があるとされている。

 今年は粒も大きく育ち、採取は例年より10日ほど早いという。初日は神事用のマスク「覆面」をした巫女らが台に上るなどして実をひねるように摘み取り、籠を満たしていった。

 巫女の女性(23)は「みなさんに無病息災の御利益があるように願いながら一粒ずつ丁寧に摘みました」と話していた。