京都サンガFCを応援する昨年の田んぼアート。「コロナKO!」の文字を浮かび上がらせた(京丹波町下山)

京都サンガFCを応援する昨年の田んぼアート。「コロナKO!」の文字を浮かび上がらせた(京丹波町下山)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、京都府京丹波町下山の住民でつくる「白土村つくり会」はサッカーJ2京都サンガFCを応援する田んぼアートを中止する。毎年取り組んでいるが、中止は初めて。昨年は「コロナKO!」の文字を浮かび上がらせ、地域の人たちを励ましていた。

 同会は地域のにぎわいとサンガの活躍を期待し、2013年から始めた。赤米や黒米といった古代米とキヌヒカリを用いて、クラブマスコットのパーサくんやJ1昇格を願うメッセージを田んぼに描いてきた。
 

 毎年の田植えイベントでは地元住民をはじめ、サポーターやクラブ関係者も訪れてにぎわいを見せるが、コロナ禍に見舞われた昨年は住民のみで規模を縮小。今年は町内でも感染状況が悪化していることもあり、取りやめた。田渕敬治会長(68)は「『コロナKO!』を植えた時は、こんなに長引くとは思っていなかった。地域住民が集まる場にもなっていたので残念」と話す。

 しかし希望はある。サンガは23日、今季初となる首位浮上を果たした。田渕会長は「来年はサンガJ1昇格を祝う田んぼアートを何としても植えたい」と意気込んでいる。