見頃を迎えたアマチャ。初夏の庭園に彩りを添えている(京都市東山区・霊源院)

見頃を迎えたアマチャ。初夏の庭園に彩りを添えている(京都市東山区・霊源院)

 京都市東山区の建仁寺(臨済宗建仁寺派大本山)塔頭・霊源院の庭園で、アマチャの花が見頃を迎えた。青や白のかれんな花が枯れ山水庭園に彩りを添えている。

 霊源院の庭園「鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)」は昨春に完成。インドから中国、日本へと続く仏教伝来の道を植栽や石組みで表している。アマチャはヤマアジサイの変種で、釈迦(しゃか)がさとりを開いた地とされるインドのブッダガヤから贈られた「座禅石」を囲むように約300株が育っている。

 昨年より見頃は1週間ほど早く、6月半ばぐらいまで次々と花を咲かせる。同月上旬頃まではツツジの眺めも一緒に楽しめるといい、雲林院宗碩住職は「一冬を越えて庭全体が非常に力強くなった。植物の生命力を感じてほしい」と話している。庭園公開は7月31日まで。午前11時~午後3時。有料。