「ポップ ポップ ポップ」の服と靴下

「ポップ ポップ ポップ」の服と靴下

「楽しいデザインを提案したい」と話す小枝さん(右)と本田さん(京都市上京区)

「楽しいデザインを提案したい」と話す小枝さん(右)と本田さん(京都市上京区)

 カラフルな模様の服や靴下を提案する京都のデザインユニット「ポップ ポップ ポップ」が人気を呼んでいる。オリジナル作品のほか、福祉施設の利用者との共同制作など活動を広げている。

 京都市上京区の小枝由佳さん(49)と本田北斗さん(48)。小枝さんは、京都文教短期大で服飾などを学び、テキスタイル会社で働きながら縫製やパターンの技術を身に付けた。2014年から3年間、自らデザインした布で服などの販売店を大津市で開店。介護福祉士でかばんや財布を自作していた本田さんが小枝さんの作品のファンになり、意気投合した2人が17年にユニットを結成した。

 小枝さんが布のデザインや服などの縫製を担当、本田さんは靴下のデザインと営業などを担う。京都市の手捺染(なっせん)工場で染めた布で作った服や、奈良県の工場で編まれた靴下を書店などで展示販売して評判になった。

 さまざまな人と一緒に制作活動をしており、田中美穂植物店(左京区)の店主が描いた絵を編み込んだ靴下や、マヤルカ古書店(同)と店内の本棚をイメージしたトートバッグを作った。26日からは奈良県の福祉施設「グッドジョブ!センター香芝」の利用者が2人のデザインから着想した模様を描いた動物の張り子展を書店「メリーゴーランド京都」(下京区河原町通四条下ル)で開催する。7月7日まで。

 ユニット名の「ポップ」には「明るい色やデザインの物を身に付けると楽しい気持ちになる」という意味を込めたという。2人は「デザインを通してさまざまな人とつながって、楽しくものづくりができる役割を担いたい」と話す。