草津市役所

草津市役所

 滋賀県草津市で2017年、市営住宅のブロック塀の一部が崩れ、近くにいた当時小学4年の男児が左足に重傷を負う事故があったことが28日分かった。男児には左足の親指が動かなくなる障害が残り、草津市は同日、管理が不十分だったとして損害賠償金1260万円を支払うために議決を求める議案を6月定例市議会に提案すると発表した。

 市によると、事故は同年10月17日夕方に発生。市営住宅外の道路で複数の児童がボール遊びをしていたところ、ボールが住宅敷地に入った。別の男児が塀を乗り越えてボールを回収後、再び塀を越えて戻ろうとした際にブロックの一部が崩れ、近くの男児の左足に当たり、左足の小指を除く4本の指に骨折や打ち身のけがを負った。

 男児側と市側が補償について協議を重ね、今年3月に話がまとまった。

 市は事故を公表していなかった。市住宅課は「事故当初、過失割合やけがの程度など不確定の部分があり、全てがはっきりした段階で公表するつもりだった」としている。