集団接種会場でワクチンの注射を受ける女性(京都市南区・イオンモールKYOTO)=代表撮影

集団接種会場でワクチンの注射を受ける女性(京都市南区・イオンモールKYOTO)=代表撮影

 高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が29日、京都市内で始まった。申し込みが殺到した初回の20日に予約できた市民約1万4千人のうち、約1500人が市内14会場で接種を受けた。

 南区のイオンモールKYOTOでは、午後2時から180人が接種を受け、予定通り2時間半で終了した。会場には予診前相談、予診、接種といったブースが設けられた。訪れた人たちは、持病やアレルギーの有無などを確かめる予診を受けた後、注射を受け、15分間待機して体調に変化がないことを確認。早い人は、受け付けから約20分で会場を後にした。市によると、体調急変などトラブルの報告はなく、多くの人が3週間後の2回目の予約を取ったという。

 来場した女性(80)=同区=は「(20日に)すぐに電話がつながって予約でき、運がいいねと周囲に言われた。2回の接種を終了したら夫と旅行に行きたい」と話していた。

 市では、先着順で行った20日の予約の際、受付の市コールセンターへの電話がつながりにくい状態が続き、市民から不満や苦情が数多く寄せられた。これを受けて市は、希望者全員をいったん登録した上で、市が日時や会場を指定して後日連絡する方法に改めた。登録期間は31日~6月6日で、期間終了後も登録は受け付けるという。