表面に梵字をあしらった「梵字テラミス」(大津市坂本本町・延暦寺会館)

表面に梵字をあしらった「梵字テラミス」(大津市坂本本町・延暦寺会館)

 天台宗総本山・延暦寺(大津市坂本本町)の宿坊、延暦寺会館内の喫茶店が、表面に梵字(ぼんじ)をあしらった和風ティラミスの販売を土日祝限定で始めた。寺にちなみ「梵字テラミス」と名付け、厄よけ祈願にとPRしている。

 寺ならではの品を提供しようと、カフェラテと抹茶ラテの表面に梵字を浮かべた「梵字ラテ」(2017年から販売)に続く第2弾企画。千手観音菩薩(ぼさつ)や虚空蔵菩薩など、干支(えと)に対応した守り本尊を表す梵字を、注文した参拝者の生まれ年に合わせて書く。

 抹茶、ココアパウダーの2種類があり、梵字の部分は粉糖。クリームの中に生湯葉やあんこ、白玉を入れて和風にした。友人と訪れて食べた京都市伏見区の女性(47)は「仏さまを身近に感じることができた気がする。ありがたい気持ちでいただいた」と話した。

 企画した同寺副執行参拝部長の今出川行戒さん(53)は「新型コロナウイルス禍で苦しい状況が続くが、ゆったり比叡山の自然を楽しむ時間のお供として食べてもらえたら」と話している。数量限定で800円。