シートに覆われた本殿の前で草抜きなどを行う支援者ら(大津市逢坂1丁目・関蝉丸神社下社)

シートに覆われた本殿の前で草抜きなどを行う支援者ら(大津市逢坂1丁目・関蝉丸神社下社)

 荒廃が進む大津市逢坂1丁目の関蝉丸神社下社を修復しようと、大津市民らでつくる関蝉丸神社復興支援奉賛会が6月から、修復資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めている。5月30日には市民有志が境内を清掃してCFの成功を願った。

 関蝉丸神社下社は京都と滋賀の境の逢坂山にあり、琵琶の名手とされた蝉丸をまつる。来年で鎮座1200年を迎えるが、建物の老朽化が激しく、本殿は屋根の一部に穴が空き、瓦の落下を防ぐため一部をシートで覆っている。

 修復には境内全体で1億円の費用がかかる見込みで、CFはまず本殿や幣殿、回廊の修復費3千万円を目標にする。
 
 5月30日は13人が集まり、草抜きや枝切りなどを行った。同奉賛会の川戸良幸会長(66)は「神社をさらに100年守り続けていくための伝統の担い手になれば」と話した。
 
 寄付はCFサイト「A―port(エーポート)」で受け付ける。9月15日まで。