日本海に沈み行く夕日とオレンジ色に染まる袖志の棚田(5月30日午後6時58分、京丹後市丹後町)

日本海に沈み行く夕日とオレンジ色に染まる袖志の棚田(5月30日午後6時58分、京丹後市丹後町)

 「日本の棚田百選」に選ばれている京都府京丹後市丹後町の「袖志の棚田」で、早苗が並ぶ水面が鮮やかな夕空を映している。段々状に広がる水田と、穏やかにないだ日本海がオレンジ色に輝き、梅雨の晴れ間を彩っている。

 袖志は、近畿地方の最北端・経ケ岬の西側にある集落。眼下に海を望む山裾の斜面に約400枚の田が連なる。

 快晴の夕方は、日が傾くにつれて青空が暖色を帯びていく。太陽が水平線に近づくと、辺りは夕焼けに染まり、曲線を描くあぜの造形をより鮮烈に際立たせた。日没後も、空は群青色のグラデーションを描き、棚田の水面も刻一刻と色合いを変化させていた。