60センチ以上伸びた髪を寄付した大塚心花さん(京都市中京区)

60センチ以上伸びた髪を寄付した大塚心花さん(京都市中京区)

 京都市左京区に住む同志社女子中2年、大塚心花(こはな)さん(13)が、子ども向け医療用かつらのために毛髪を寄付する「ヘアドネーション」活動で、2度目の寄付を行った。かつらを作るためには最低でも31センチの長さが必要で、子どもが複数回の寄付をするケースは珍しいという。

 大塚さんは小学4年だった2017年夏に初めて31センチの寄付をした。50センチ以上の毛髪があればロングヘアのかつらができると聞き、切った直後から再び伸ばし始めた。

 4年間かけて伸ばした髪はひざ近くまで届く長さになった。5月6日、ヘアドネーションに取り組む中京区の美容室「リノヘアーデザイン」で62センチを切った。

 経営者の美容師佐合外士己さん(41)は「2500人以上の毛髪を受け取ってきたけど、子どもで2度目の寄付をする例はほとんどない」と驚きつつも「ロングヘアのかつらを求める子が圧倒的に多く、60センチはありがたい」と話す。大塚さんは「座った時に髪が床につくなど大変なこともあったが、目標の長さを寄付できてよかった。また伸ばしたい」と喜んだ。