天然芝のピッチで遊ぶ園児ら(6月1日、京都府亀岡市・サンガスタジアム京セラ)

天然芝のピッチで遊ぶ園児ら(6月1日、京都府亀岡市・サンガスタジアム京セラ)

 京都府亀岡市のサンガスタジアム京セラ(京都府立京都スタジアム)内にこのほど、民間の保育園がオープンした。園によるとスタジアムに保育園が開設されるのは全国で初めて。天然芝のピッチを園庭として利用するなどスタジアム全体を生かした保育を進める。

 「びばっこ保育園」で、2月に閉館した大河ドラマ館併設の土産店(1階)の跡地に開設され、広さ約200平方メートル。0~2歳児を最大30人受け入れる。企業や地域の枠を設け、4月時点で市内に約40人いる待機児童の解消を目指す。

 ピッチでは芝の状態を見ながら園児たちを遊ばせるほか、野外保育の専門家を配置して、近くの保津川など亀岡の自然に親しむ保育にも取り組む。1歳の息子を預ける女性(42)=亀岡市=は「スタジアムを使うのが魅力的で、伸び伸びと育ててくれそう」と話した。

 スタジアムにはサッカーの試合日以外の活用に課題があり、京都や滋賀などでスポーツ施設を運営するビバ(京都市上京区)が内閣府の企業主導型保育事業として開設した。