里山の枯れ葉の間から白い花を咲かせるギンリョウソウ(長浜市)=北川さん撮影

里山の枯れ葉の間から白い花を咲かせるギンリョウソウ(長浜市)=北川さん撮影

 滋賀県長浜市の里山で、全体が純白のギンリョウソウ(銀竜草)が花を咲かせている。クヌギの枯れ葉からひっそりと姿をのぞかせ、山中を散策する人の目を引きつけている。

 京都府立植物園(京都市)によると、ギンリョウソウはツツジ科で葉緑素を持たない腐生植物。高さは約10センチ。半透明の葉があり袋状の白い花を咲かせ、銀色の竜が立ち上がった姿に似ていることが「銀竜草」の名の由来とされる。別名「ユウレイタケ」とも呼ばれる。

 散策中に見つけた同市高田町の北川甫さん(80)は「珍しい植物に出合い、新型コロナウイルスの話題でうんざりしていた気分が少し晴れた」と話した。