国会議事堂

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 新型コロナウイルス感染症収束への切り札として、医療従事者や高齢者へのワクチン優先接種が進む。その中で「知的障害者や家族、介助する施設職員へも優先実施すべきではないか」。地元の要望を受け、自民党の小寺裕雄衆院議員(滋賀4区)は2日、内閣委員会で国に投げかけた。

 小寺氏は、党の議員連盟でも厚生労働省の担当者にぶつけたが「歯切れのいい回答はなかった」と振り返り、改めて見解を問うた。担当者は「一定の重症度の精神疾患や知的障害者は基礎疾患のある人に該当する」として、各自治体の判断で早期接種も可能との考えを示した。

 委員会後、小寺氏は「知的障害者が陽性になっても受け入れてくれる病院がなかなかないとの懸念が関係者にあり、優先接種を訴える声につながっている」と説明。前向きな答弁を引き出し「地元に伝えたい」と笑顔を見せた。