みやびな美しさで来場者を楽しませる祇園祭のミニチュア山鉾(長岡京市神足2丁目・神足ふれあい町家)

みやびな美しさで来場者を楽しませる祇園祭のミニチュア山鉾(長岡京市神足2丁目・神足ふれあい町家)

 祇園祭の山鉾を西陣織の金襴(きんらん)や木工、和紙で精巧に作ったミニチュア21作品が、京都府長岡京市神足2丁目の神足ふれあい町家に展示されている。巡行は2年連続で中止されるが、優美な美しさで来場者に京都の夏を感じさせている。

 ミニチュアの山鉾は同市開田1丁目の紙器・紙工芸品製造「ボックス・ヒシダ」が2000年から制作してきた。毎年1種類の新作20個ほどを職人4人が1~2カ月かけて手作りするという。昨年はコロナ禍で展示が中止されたため、2年ぶりの開催となった。


 会場ではカマキリの乗った蟷螂(とうろう)山など懸装(けそう)品を細部まで作り込んだ山や、きらびやかな西陣織の金襴を貼り合わせた高さ65センチの長刀鉾などに来場者が見入っていた。


 代表の菱田秀敏さん(49)は「一つずつ手作りした紙工芸品の細やかな美しさを見てほしい」と話している。30日まで展示。7月は京都高島屋(京都市下京区)の1階正面玄関でも展示するという。1基6千~9千円で販売も行う。