転倒事故を防ぐため、橋の一方の階段は封鎖し、一方にはテープを貼った。左奥が集団接種会場の南丹市国際交流会館(同市園部町)

転倒事故を防ぐため、橋の一方の階段は封鎖し、一方にはテープを貼った。左奥が集団接種会場の南丹市国際交流会館(同市園部町)

 京都府南丹市は、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場である同市園部町の市国際交流会館へとつながる橋に安全対策を施した。接種後に、階段状になっている部分で転んだ高齢者がけがを負ったのを受け、階段状の部分を一部封鎖するなどした。


 橋を管理する市によると、接種を開始した5月29日、3人程度の高齢者が帰る際にそれぞれ橋で転倒した。80代女性が左膝を骨折、他の人に目立ったけがはないという。経過観察で体調に異変がないのを確認しており、接種と転倒に因果関係はないとみられる。

 橋は太鼓橋で、全長約20メートル、幅約3メートル。中央はスロープ状で、両サイドに階段が付いている。転んだ高齢者は「階段の段差が見えなかった」と話したという。

 市は、安全対策として、パイプを設置して片方の階段に進入できないようにした。一方の階段部分には目立つテープを貼り、注意を促すようにした。

 市の堀江長総務部長は「安全面にもう少し配慮し、転倒を防げれば良かったと考えており、申し訳ない。足元に注意し、気をつけて通行してほしい」と述べた。