天台宗の開祖・最澄が亡くなって1200年目に合わせて営まれた大遠忌御祥当法要(4日午後2時45分、大津市・比叡山延暦寺)

天台宗の開祖・最澄が亡くなって1200年目に合わせて営まれた大遠忌御祥当法要(4日午後2時45分、大津市・比叡山延暦寺)

天台宗の開祖・最澄が亡くなって1200年目の大遠忌御祥当法要で、最澄の肖像画に手を合わせる森川座主(4日午後2時54分、大津市・比叡山延暦寺)

天台宗の開祖・最澄が亡くなって1200年目の大遠忌御祥当法要で、最澄の肖像画に手を合わせる森川座主(4日午後2時54分、大津市・比叡山延暦寺)

 天台宗の宗祖・最澄(伝教大師)が亡くなって1200年目となる4日、大津市の比叡山延暦寺で「1200年大遠忌」の御祥当(ごしょうとう)法要が営まれた。2012年から展開してきた大法会のメインとなる法要で、雨音が響く堂内で厳かに祖師の遺徳をしのんだ。

 午後2時半すぎ、森川宏映・天台座主らが傘をさして行列をつくり、大講堂へ入った。最澄がともしたとされる「不滅の法灯」が根本中堂から分灯して奉安され、僧侶たちが阿弥陀経を唱えるなどした。

 法要では、最澄の魅力を発信する「1200年魅力交流委員会」の委員で歌舞伎俳優の市川猿之助さんが「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」などと、最澄が残した言葉を聖句として奉読した。委員長の鳥井信吾サントリーホールディングス副会長も動画でメッセージを奉納した。

 新型コロナウイルス感染防止のため、当初約200人を予定した来賓らの招待は見送り、出仕の僧侶も大幅に減らした。インターネット中継も行い、法要の様子を全国へ発信した。