京都地裁

京都地裁

 昨年8月、京都市北区の路上で女子高生を引き倒してわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ致傷罪に問われた元京都府警向日町署警部補の東祐馬被告(35)=懲戒免職=の裁判員裁判の判決が18日、京都地裁であった。齋藤正人裁判長は「警察官の地位にあり、一般人に比べより強い非難に値する」として懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年6月)を言い渡した。

 判決理由で、齋藤裁判長は、自分の姿が見られないよう被害者の背後から近づいた点を「卑劣で悪質」と指摘。警察官だったことを踏まえ「犯罪を行ってはならないという、より強い意識を持つべき立場にあった」と述べた。

 判決によると、昨年8月22日午後10時15分ごろ、北区の路上で、自転車を押して歩いていた女子生徒(16)に背後から近づき、生徒の目を手で覆うなどして転倒させ、体を無理やり触るなどわいせつな行為をし、右肘や右膝に軽傷を負わせた。