故平松久司氏をしのんだ京都橘高と京都橘大吹奏楽部の合同演奏(京都市伏見区の京都橘中・高)

故平松久司氏をしのんだ京都橘高と京都橘大吹奏楽部の合同演奏(京都市伏見区の京都橘中・高)

 京都橘高の吹奏楽部を創設してマーチングの強豪に育て上げ、全日本吹奏楽連盟の理事長も務めた故平松久司氏をしのぶ会が6日、京都市伏見区の京都橘中・高であった。同高と京都橘大(山科区)の吹奏楽部が計7曲を演奏し、今年3月に旅立った故人を悼んだ。

 平松氏は京都市交響楽団のトランペット奏者を経て、1961年に京都橘女子高教諭となり、部を創設。95年3月まで顧問を務めた。2016年に京都橘大、18年には同中・高の吹奏楽部特別顧問となり、後進を指導した。

 式典と演奏会の2部構成の会には、学校関係者やOBら約50人が出席。高校生と大学生が各3曲ずつ演奏した後、かつて平松氏が指揮して市内の吹奏楽パレードで演奏されていた「旧友行進曲」を、合同で奏でた。曲の終盤には出席者も手拍子を送り、「元気いっぱい 笑顔いっぱい 夢いっぱい」との言葉を大切にした平松氏の人柄をしのんだ。

 式典では、学校法人京都橘学園の梅本裕理事長が挨拶し、平松氏が演奏会で指揮する様子などを映した動画も上映された。

 京都橘高吹奏楽部は、全米最大級のパレード「ローズパレード」にも2度出場。衣装の色から「オレンジの悪魔」と称され、ダンスのような激しいステップをしながら演奏する独特のスタイルが持ち味で、全米の観客を魅了した。