レベル4「避難指示」

レベル4「避難指示」

レベル4に相当する2020年7月の大雨では、京都市や大津市の各地で土砂崩れが相次いだ(京都市左京区の鞍馬街道)

レベル4に相当する2020年7月の大雨では、京都市や大津市の各地で土砂崩れが相次いだ(京都市左京区の鞍馬街道)

 命に危険を及ぼす土砂災害や河川の氾濫が、いつ起こってもおかしくない状況だ。この段階で、全ての人が安全な場所に避難することが求められる。特に「土砂災害警戒区域」に指定されている斜面付近をはじめ、河川近くや低地の住民は警戒が必要だ。

 市町村から「避難指示」が発令され、スマホや携帯電話に、緊急速報メールが配信される。気象台発表の「土砂災害警戒情報」「氾濫危険情報」「高潮特別警報・警報」に相当する。発令区域では、すでに学校などに避難所が開設されているので速やかに避難しよう。

 毎年、京滋で避難指示(廃止の避難勧告を含む)は発令されているが、決して油断できない。2020年までの5年間、京滋のレベル4相当の災害では半数以上で人的被害があり、計5人が死亡、約180人が負傷した。また、約8割で建物被害や浸水害が発生している。

 20年7月の大雨では、京都縦貫道沓掛インターチェンジ(京都市西京区)で土砂崩れが発生し、車3台が巻き込まれた。18年9月の台風24号災害では、京滋で3人が死亡、民家47棟が損壊、164棟が床上・床下浸水した。