クロスエフェクトなどが開発した医療従事者向けの高機能マスク

クロスエフェクトなどが開発した医療従事者向けの高機能マスク

 新型コロナウイルス禍を受け、医療機器大手ニプロ(大阪市)は、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)や試作会社クロスエフェクト(京都市伏見区)など4者で感染対策用高機能マスク「LUFKA(ルフカ)」を共同開発し、医療従事者向けに販売を始めた。

 需給がひっ迫した医療用の高機能マスクを「純国産品」として安定供給する。着けると微細な粒子をほとんど吸い込まずに済み、米国の呼吸器防護具規格「N95」並みの性能を備える。呼吸もしやすいのが特徴という。

 マスクは同センターから依頼を受けたクロスエフェクトがダイキン工業のフィルターを使って開発。10回の試作を重ね、製品化につなげた。ニプロが製造、販売を担う。

 マスク本体にフィルターを取り付けて使う。価格は本体が5500円、交換式のフィルターが3個で4884円。ニプロは7月から本体を月2千個量産する方針。