塗り替え工事が終わって足場が外れた笠置大橋(京都府笠置町笠置)

塗り替え工事が終わって足場が外れた笠置大橋(京都府笠置町笠置)

 京都府笠置町の木津川にかかる笠置大橋の塗り替え工事が5月下旬で終了し、赤と緑に塗装された橋が姿を現した。昨年11月からの工事で足場に覆われた「マディソン郡の橋」のような光景もなくなった。


 現在の笠置大橋は1959年に設置され、さびや劣化が目立ったため20年ぶりに塗り替えられた。府山城南土木事務所によると、笠置大橋などの古い橋は鉛などの有害物質が含まれている可能性があり、古い塗装を削る際に外に飛散しないよう橋の上に足場を組み立て密閉した状態で塗装を施した。

 橋の赤と緑色は設置当初からで、史跡名勝天然記念物の笠置山が近くにあることから、風景に溶け込むような色に決まっているという。笠置寺の小林慶範前住職(85)は「緑や川の広がる笠置全体の景観にマッチした色を選んだと昔から聞いている」と話した。