最大想定浸水深が5.2メートルの表示を電柱に取り付ける業者ら(木津川市役所前)

最大想定浸水深が5.2メートルの表示を電柱に取り付ける業者ら(木津川市役所前)

 京都府木津川市は、木津川などの主要河川が氾濫した場合の最大想定浸水深の表示を市役所周辺の電柱10カ所に取り付けた。水位の高低を立体的に表すことで、災害時の逃げ遅れを防ぐことがねらい。

 市が配布しているハザードマップには、市役所周辺で想定される浸水の深さは最大5~10メートルと示されている。しかし、平面のハザードマップだけでは危機感が伝わりにくく、市民が多く訪れる市役所周辺の電柱を使って水位を示すことで、浸水が起きた際の被害予測をより分かりやすく住民に伝えることができるという。

 近年、全国的に豪雨災害が多発しており、自治体が情報量の多いハザードマップを見やすくする工夫を始めている。市総務部危機管理課の高橋和雄課長は「平面のマップを見てもどこまで水が来るかイメージしにくい。生活空間の中に設置することでより防災意識を高めてもらいたい」と話した。

 市によると電柱に最大浸水深を示した取り組みは府内初だという。