滋賀県警大津署

滋賀県警大津署

  同居していた母親の遺体を自宅に約1年半放置したとして、滋賀県警大津署は11日、死体遺棄の疑いで、大津市、無職の男(68)を逮捕した。


 逮捕容疑は、母=当時(94)=が2019年11月6日ごろに自宅で死亡したのを知っていたにもかかわらず、今年6月10日まで遺体を放置した疑い。調べに対し、容疑を認めているという。


 大津署によると、容疑者は母と2人暮らしだった。昨年8月と9月、近隣住民から母親の安否確認を求める相談を受け、署員が訪問したが、容疑者は「母親は寝たきりなので起こさないでほしい」などと話し、母親の部屋への入室を拒んだため、隣室から布団をかぶった様子を見て引き上げたという。


 今年5月に入り、さらに住民から安否確認の相談を受け、署員が10日に訪問すると、容疑者が「母親は死んでいる」などと話したため室内を確認したところ、1階和室で布団をかぶせられた母親の遺体を見つけたという。


 同署は11日、遺体を司法解剖した。目立った外傷はなく、死因は不詳とし、死亡の経緯を調べている。