八木城のガイド養成のための勉強会で、実際に山城跡に登って歴史を学ぶ参加者たち(南丹市八木町八木)

八木城のガイド養成のための勉強会で、実際に山城跡に登って歴史を学ぶ参加者たち(南丹市八木町八木)

 京都府南丹市八木町の八木城跡で、キリシタン武将の内藤ジョアンにゆかりの深い同城のガイドを養成する勉強会が2日間にわたって行われた。受講者が実際に山城に登り、八木城の歴史やハイキングで訪れた客を案内する時のコツを学んだ。

 大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」や近年の山城ブームによる人気の高まりを受け、八木町観光協会が初めてガイド養成に乗り出した。

 勉強会には5人が参加、市教育委員会の職員を講師に招いた。2日目の12日は城跡の概要の説明を受けた後、観光協会関係者らと共に約3時間かけて石垣や本丸跡などを見学。「興味を持ってもらえるよう地域の伝承も交えて案内して」などガイドをする際の助言を受け、人工的に削られた切り岸や腰曲輪(くるわ)などの構造を学んだ。

 地元から参加した男性(66)は「ドラマの影響で地域の歴史への関心が強まった。歴史のロマンを今後のガイドで伝えていきたい」と話した。受講者には後日修了証が授与され、26、27日に開催予定のツアーでガイドを務めてもらう。