新型コロナウイルスの感染拡大で乗客が大幅に減少し、厳しい経営環境に置かれている京都市営地下鉄、市バス両事業の再建策を考える審議会「経営ビジョン検討委員会」の初会合が14日、京都市右京区のサンサ右京で開かれた。増客の見通しが立たない中、委員から「運賃値上げはやむを得ない」との声が相次いだ。

 2020年度の地下鉄、市バスの1日当たり乗客数はコロナ禍前の19年度と比べて3割減の計約51万人となり、運賃収入も148億円減の309億円に落ち込んだ。21年度も大幅な回復は見込めず、地下鉄は、収支改善が求められる「経営健全化団体」となるのが確実となっている。

 審議会で交通局は今後の増収策として……