新型コロナウイルス(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルス(国立感染症研究所提供)

 滋賀県は15日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種した医療従事者や高齢者ら計30人が、接種後に同ウイルスに感染したと明らかにした。うち5人は2回接種を完了していた。

 県感染症対策課によると、内訳は医療従事者13人、高齢者15人、高齢者施設職員2人で、感染が分かった時期は3月中旬~6月上旬。軽症または無症状が20人、中等症が10人だった。死亡した人はいない。

 30人のうち5人は2回目の接種を終えた後で感染が判明した。うち接種後1週間以内の感染が3人、3週間以内と5週間以内が各1人だった。

 厚生労働省は同社製ワクチンについて、2回目の接種後、1週間程度たってから十分な免疫ができ、発症予防効果は約95%との報告がある、としている。

 県は「接種完了後も感染することは想定される。引き続きマスク着用や手洗いなどの基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」(同課)としている。