信徒有志が新調し、掛け替えた大わらじ(滋賀県愛荘町松尾寺・金剛輪寺)

信徒有志が新調し、掛け替えた大わらじ(滋賀県愛荘町松尾寺・金剛輪寺)

 湖国の古刹(こさつ)・湖東三山の一つ、金剛輪寺(滋賀県愛荘町松尾寺)で、国の重要文化財、二天門の両脇に掲げられている大わらじが9年ぶりに新調され、29日に掛け替えられた。
 大わらじは仁王の履物と伝えられ、参拝客が編み目にさい銭を入れて健脚や無病息災を祈っている。風雨などで老朽化し、信徒有志が1カ月前から新たに制作していた。
 新調したわらじは長さ2・5メートル、幅0・8メートル、重さ70キロ。柔らかくて加工しやすいというもち米のわらで縄をこしらえ、手作業で編み込んだ。
 この日、信徒9人が紅葉の色づき始めた本堂前の二天門に集い、両脇の柱に針金で一つずつくくり付けて奉納した。濱中大樹住職(55)は「立派なわらじができた。参拝客の方々に見て触ってもらい、御利益を得てほしい」と話していた。