竹林の中で優美な姿を見せるキヌガサタケ(16日午前、京都市東山区・高台寺)

竹林の中で優美な姿を見せるキヌガサタケ(16日午前、京都市東山区・高台寺)

 白いドレスをまとったような外見から「キノコの女王」と称されるキヌガサタケが、京都市東山区の高台寺境内の竹林で姿を現した。しっとりと雨に濡れた緑に、優美な白が映えている。

 キヌガサタケは主に梅雨時の竹林で見られ、中国では高級食材とされる。早朝に軸が高さ10~20センチに伸び、レース状の「菌網」と呼ばれる部位が広がる。午後には形が崩れるため、きれいな状態が見られるのは数時間という。

 同寺の職員が14日に生えているのに気づき、16日は15本以上が姿を見せた。水谷宜行執事(38)は「いつまで見られるか分からないが、そっと見守ってもらえたら」と話している。