公共交通のあり方について議論する相楽東部3町村などの職員ら(和束町社会福祉センター)

公共交通のあり方について議論する相楽東部3町村などの職員ら(和束町社会福祉センター)

 高齢化が進む京都府笠置町、和束町、南山城村の相楽郡東部3町村、府や学識経験者らで構成する「JR関西本線(加茂以東)沿線地域公共交通活性化協議会」の会議が、和束町社会福祉センターで開かれた。奈良駅と加茂駅(木津川市)を結ぶJR大和路線の減便が検討されていることに関し、自治体から「影響が大きく再考を願う」との声が上がった。

 会議に参加したJR西日本の担当者は、今秋から奈良―加茂駅間を現行の1時間2本から1本に減便する方向でイメージしていると明らかにした。時間帯は昼間を想定し、現在調整中という。

 これに対し、府や町村の担当者からは「沿線の市や町に詳細を説明し、意見を伝えられるような機会を設けていただきたい」「広域バスのダイヤも決まっており、これまで通りスムーズに乗り継ぎできるようにお願いしたい」などと要望した。

 協議会が週4日運行する相楽東部広域バスは、JRへの乗り継ぎを踏まえて運行ダイヤを作成しているため、減便されればバスの運行にも影響が出る。JR西はダイヤ見直しの詳細は7月に公表するとしている。

 このほか、収支決算や広域バス利用状況の報告、来年度に策定する地域交通確保維持の計画案について協議した。