先週に行われたビーチバレーボール男子の東京五輪代表決定戦。西村晃一(花園高―立命大出)・柴田大助組(ともにITEC WINDS)は一度もコートに立てなかった。柴田が新型コロナウイルス陽性となり、大会前日にペアの欠場が発表された。西村は「頑張ってきたことは無駄ではないと思えるよう、次の目標に進んでいけたら」とコメントを寄せた。

 2017年の取材で「五輪を目指す」と聞き、驚いた。当時44歳。すでに「レジェンド」といえる存在が本気なのか、と半信半疑だった。だが西村は国際大会でポイントを積み、決定戦に臨む日本のトップ6組に残った。年齢にとらわれた記者の思い込みを恥じている。同時に、これまでかけた膨大な時間と労力を思い胸が痛む。

 東京五輪・パラリンピックのコロナ対策をまとめたプレーブック(規則集)では、選手は大会中に毎日検査を受け、陽性者は出場できない。濃厚接触者も出場に厳しい条件が付く。五輪・パラ本番でも、