JR大阪駅で、南丹市の魅力を伝えるデジタルサイネージ(デザインを担当した藤村香菜子さん提供)

JR大阪駅で、南丹市の魅力を伝えるデジタルサイネージ(デザインを担当した藤村香菜子さん提供)

 京都府南丹市は、デジタルサイネージ(電子看板)を使って移住を促す取り組みを大阪市のJR大阪駅で始めた。新型コロナウイルスの感染が収束しない中、過疎を逆手に取って、「密を避けられる」と強調。都市部の通勤者らにアピールしている。

 今春作成した、緊急事態宣言ならぬ緊急「移住」宣言と銘打ったポスターの画像を活用。6月上旬から、人通りが多い同駅の御堂筋口周辺にある縦150センチ、横90センチのモニター約20個で6分に1回、画像を15秒流している。

 人の少なさを踏まえ「住むだけでディスタンス」と暮らしぶりを表現。山間部でもインターネット環境は良好で、大阪市や神戸市からも遠くないという利便性も伝える。南丹市秘書広報課は「コロナ収束後を見据え、南丹市を知ってもらいつつ、移住先として考えてもらえるよう、子育て世代などにアピールしたい」と話す。7月4日まで流す。

 南丹市は併せて、不織布マスク1枚と緊急移住宣言のチラシなどを入れた配布物も300セット用意。今後、市内外でのイベントなどで配り、移住者を呼び込む。