ハンディを抱えるわが子の育児に奮闘する父親を特集した「京都イクメン図鑑」第8巻

ハンディを抱えるわが子の育児に奮闘する父親を特集した「京都イクメン図鑑」第8巻

 育児にいそしむお父さん・イクメンを取り上げるフリーマガジン「京都イクメン図鑑」の第8巻が完成した。ハンディを抱えるわが子の育児に奮闘する父親を特集している。

 発行元のNPO法人「おふぃすパワーアップ」(京都市中京区)が市内に住む父親5人を取材した。

 長男が自閉症の男性は、初めての子育てに必死な妻のために、休日はいつも長男と一緒に公園に出掛け、お出掛け中に長男が行方不明になった経験をきっかけに子どもを守る方策を考えるようになった。京都府自閉症協会の父親部会にも参加してバーベキューや学習会で交流を深めているという。

 NPO法人「心臓病の子どもを守る京都父母の会」が運営する自主保育の場「パンダ園」(左京区)に子どもを通わせる父親の素顔も紹介している。園や他のパパ友に支えられながら、手術や胃ろうが要る子どもを懸命に育て、成長を見守る姿をリポートしている。

 愛くるしい顔で傘を持つダウン症の子どもと、温かなまなざしを向ける父親が登場する表紙が印象的。同法人の丸橋泰子代表は「会社初の育児休暇を取って、夫婦で24時間体制の看病をする父親もいた。お父さんは育児でもすごい力を発揮するとあらためて実感した」と話す。

 無料。市内の児童館や図書館などで入手できる。