繁殖のため他園に貸し出されたニシアフリカコガタワニのノック=京都市動物園提供

繁殖のため他園に貸し出されたニシアフリカコガタワニのノック=京都市動物園提供

 京都市動物園(左京区)は21日、園で飼育するニシアフリカコガタワニの「ノック」(雄、年齢不詳)を、繁殖目的の貸し出しのため「世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ」(岐阜県各務原市)に送り出した。

 ノックは1994年に来園し、熱帯動物館で飼育(新型コロナウイルス感染対策で閉館中)。絶滅危惧種のニシアフリカコガタワニの繁殖を目的に、日本動物園水族館協会で協議され、貸し出しが決まった。

 同園は「ノックは繁殖の実績があるので、向こうでも成功させてほしい」と期待する。今後、ノックに代わる別のワニの転入に向けて調整する。

 ニシアフリカコガタワニは、アフリカ西部のコンゴ川流域の熱帯雨林に生息。全長1~1・8メートル。IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで、絶滅の可能性が高い「危急」に指定されている。