小さな花の集まった花序が仏炎苞と呼ばれる葉に覆われたヒメザゼンソウ(綾部市光野町)

小さな花の集まった花序が仏炎苞と呼ばれる葉に覆われたヒメザゼンソウ(綾部市光野町)

 京都府の絶滅寸前種に指定されている「ヒメザゼンソウ」が、綾部市光野町の小川沿いに花を咲かせている。

 ヒメザゼンソウはサトイモ科の多年草。2~3ミリの小さな花が集まった花序を、暗褐色の「仏炎苞」が覆う独特の形状をしており、仏が座禅を組む姿に見えることから呼び名がついている。光野町では2015年に京都府立大の調査で群生が明らかになった。

 生態は謎が多く何年で花が咲くかも不明。上林川近くの湿った斜面には、ひょっこりと仏炎苞が顔を出している。府立大の教授や学生も保全や調査のために訪れ、物珍しそうに眺めていた。

 21日~7月4日の2週間、4人以内限定の見学会を開く。午前9時半~午後4時半(最終日のみ午後3時半)。2日前までに予約が必要で、ガイドが案内する。無料。申し込みは水源の里・光野の福井さん090(2110)3598。