かやぶき民家が数多く残る京都府南丹市美山町で、今も昔も住民を悩ます課題の一つが、ふき替えに伴う経済的な負担の大きさだ。行政も手厚い補助制度を設け、家主を支援するが、住民からは屋根を維持するには不十分との指摘も出ている。かやぶきの技術を含む「伝統建築工匠の技」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「無形文化遺産」に登録されて半年。地域の現状を見つめた。

 美山町内でトタンぶきの空き家を購入した…